AGAのチェックリストとは?

自分がAGAか調べる方法

「最近何だか髪の毛の生え際が後退してきて、おでこが広くなって来たなあ。男性脱毛症かなあ」と思った時に、病院ではどのような検査を行うのでしょうか。

AGAとはAndorogentic Alopeciaで、男性脱毛症のことを言います。
男性の薄毛の大半は、このAGAが原因で起きていますが、それ以外にも栄養のアンバランスや円形脱毛症や何らかの病気が隠れていることもあります。

そこで、抜け毛や薄毛の原因となる疾患が隠れていないか、血液検査などで健康状態を調べます。
また、AGAの治療薬は肝臓で処理されるので、肝臓の機能は大丈夫かどうかも調べます。

もしも人間ドックや会社の健康診断などを少し前に受けているのであれば、その結果を持って行くと良いでしょう。

もう一つの検査は、遺伝子検査と呼ばれているものです。
こちらは、オプションで任意で検査を受けるという病院やクリニックが多いです。

遺伝子検査では、あなたの薄毛の原因に男性ホルモンが関与しているのか、別の原因で薄毛になっているのかが分かります。

AGAの原因となっているのは、悪玉男性ホルモン(DHT)です。
このDHTは男性ホルモン(テストステロン)が5αリダクターゼの影響を受けて変化したものです。

AGAの治療薬であるフェナステリド(商品名はプロペシア)は、5αリダクターゼの働きを抑えてDHTが作られないようにしてくれる薬です。

したがって、男性ホルモンが原因であると分かれば、フェナステリドが有効である可能性が高いと言うことになります。

しかし、5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があります。
フェナステリドはⅡ型には効果があるのですが、残念ながら1型には効果がないということも判っているのです。
Ⅰ型の場合は、新薬のザガーロを使用することになります。

ザガーロはⅠ型にもⅡ型にも効果があるのですが、フェナステリドと比べると高額です。

遺伝子検査で薄毛の原因がAGAだと判明した場合は、Ⅰ型かⅡ型かも調べることができます。
また、今は大丈夫でも、将来的にAGAになるかどうかも分かります。

アンドロゲンレセプター遺伝子検査を受けて、CAGリピートとGGCリピートと言う遺伝子配列を調べることも可能です。
CAGリピートとGGCリピートの数の合計が38未満の場合はフェナステリドが効きにくい傾向があるようです。
CAGリピートとGGCリピートの遺伝子配列を調べる方法は、信頼性が高いと言われています。

CAGリピートとCCGリピートを調べることで、フェナステリドが効果的かどうか、ザガーロを使った方がベターなのか、薄毛の原因が男性ホルモンなのかが判明します。

フェナステリドが効くタイプだと分かると治療を受ける際も安心だし、育毛剤とそれほど変わらない治療費で済みます。

ただし、男性ホルモンの感受性が強い遺伝子を持つ人であっても、薄毛や男性脱毛症となる人は7~8割程度だと考えられています。
残りの2~3割の人は、幸運なことに男性ホルモンの感受性が強いのに薄毛や男性脱毛症までには至らずに済んでいるのです。

なんとも羨ましい限りかと思いますが、これは生活習慣やストレスなど様々な要素が重なり合っているからだと考えられています。

遺伝子検査で男性ホルモンの感受性が強いと判断されたということは、言い換えると家の中にピストルがあるという状態です。
ピストルがあっても、それを触らなければ銃弾は出てこないので危険ではありません。

遺伝子検査も同様で、男性ホルモンの感受性が強い人は遺伝子的な要素が強いということですが、すべての人が薄毛や男性脱毛症へと進行していくわけではありません。
生活習慣やストレスなどの後天的な要素も関係しています。

血液検査と遺伝子検査の費用は医療機関によって料金がかなり違いますが、大手の医療クリニックの場合は、遺伝子検査が2万円前後、DHTホルモン検査が1万5000円前後が多いです。

チェックリストを使ってAGAか確認する

「病院で行う検査は手間がかかりそうだし、費用も掛かるし」とためらっている人も多いことでしょう。
「もっと簡単に自分がAGAの可能性が高いかどうかを調べる方法はないの?」と言いたくなる人も少なくないと思います。

そこで、AGA専門の医療クリニックへ行くべきかどうか、AGAの疑いが濃厚なのかどうかを自分でチェックするリストがあり、いろいろな医療クリニックから様々なチェックリストが出てきます。

質問にYESかNOで答えて行く方法なので、簡単にチェックできます。
まずはこのチェックリストを使って、AGAの疑いが濃厚なのかどうかをチェックしてみると良いでしょう。

検査費用も、血液検査や遺伝子検査と違ってほぼ0円なので(パソコンの電気代程度)、やってみると良いでしょう。
5分もあれば、チェックすることができます。

医療クリニックによって質問内容には少し違いがありますが、次のような質問が多いです。

父親や父方の祖父母のいずれかに薄毛の人がいる、母親や母方の祖父母のいずれかに薄毛の人がいる、以前と比べてみて抜け毛が増えている、うぶ毛のような細く短い毛が多くなって昔と比べると髪にハリやコシがなくなった、思春期以降に髪が薄くなり始めた、薄毛は徐々に進行している、おでこの生え際から髪の毛が後退した、頭頂部の髪の毛から薄くなった、おでこの生え際と頭頂部の両方から薄くなった、と言った質問です。

自分の父親や母親が禿げていたり薄毛だった場合やおじいちゃんやおばあちゃんが禿げていたり薄毛だった場合は、リスクが高くなるということです。

「そういえば、親父の禿げ方とそっくりだ」という人も多いのではないでしょうか。

これらの質問に順番に答えて行くと、結果が表示されます。
生活習慣の改善でOKなのか、AGAではない可能性も高いのか、専門の医療クリニックへ行って相談する方が良いのかなどのアドバイスも自動的に表示されます。

チェックリストはあくまでも一つの目安であって、最終診断ではないので、自分でチェックしてみて専門の医療機関へ行くべきかどうかの目安として使ってください。
AGAは命に関わるような疾患ではないので、最終的にどうするかを決めるのは、やはりあなた自身です。

上のような質問以外にも、医療機関によっては次のような質問項目を設けている所もあります。

朝起きると枕に抜け毛がたくさん付いている、寝る時間が遅く睡眠不足が続いている、食生活が偏っていて幅広くバランスよく食べられていない、頭皮の皮脂がギトギトしている、最近ストレスが多い、深酒をすることがある、タバコを吸うなどもチェックリストとしてあげられていました。

薄毛は、遺伝的な要素だけではなく後天的な要素も関係してきます。
中でもタバコは言語道断です。
頭皮への血流が悪くなるので、髪に栄養が届かなくなってしまいます。
芸能人の中で剥げている人を思い浮かべるとヘビースモーカーの人が多いことからも、タバコとAGAの関連性が分かるでしょう。

日本人と比べると欧米人の方がスキンヘッドの人が多いことからも、食事の欧米化も薄毛を招きやすくなります。
そしてストレスもやはり頭皮への血流を悪くするので、抜け毛や薄毛の一因と「なっています。

いずれもパソコンやスマートフィンでチェックしてYESかNOかをクリックしていくと、アドバイスが出て来るので、家に居ながらにして今すぐに治療を行うべきかどうかを調べる目安の一つとなるでしょう。

薄毛を気にして悩んでしまうと、それがストレスになってますます悪化させる一因となります。
気にして悩むから悪化する、悪化してきたからますます悩むし気になる、気にして悩むから悪化していくという負のスパイラルに陥ってしまう人も少なくありません。

この負のスパイラルから抜け出すには、気にしないか悪化を食い止めるかのどちらかでしょう。

悪化を食い止める方法の一つとして、フェナステリドやザガーロによる治療など、AGA専門の医療クリニックで行われている治療があります。

チェックリストでYESの数が多かったと言う人は、一人で悩んでいないでまずは相談に行ってみるというのも解決への一方法です。

ちょっと相談だけのつもりで行ったら、断れなくなるのではないかと、尻込みしている人も多いかと思いますが、結論を出すのを急がせるような医療クリニックは信用しない方が良いでしょう。
考える時間や他の医療機関と比べる期間を待ってくれるところが信用できる目安の一つです。

費用の負担などの経済的な不安などに、きちんと相談にのってくれるところがベターです。
「今ならキャンペーン中でお安くなります。もう今日、決めてしまいましょう。迷っている間にもどんどん悪化してしまいますよ」などと結論を出すのを急かすような医療機関は、とりあえず「考えてさせて3ください」とか「妻と相談します」とでも言って、さっさと出てしまうほうがベターです。

いつまでも長居すると、相手のペースに呑まれてしまって、気づいたらサインをしているというケースも少なくありません。

チェックリストでチェックしてAGA専門の医療クリニックへ行く時には、次のことに気を付けてください。

今までにかかった病気にはどのようなものがあるか、すぐに答えられるように準備をお願いします。
自分では大した病気ではないと思っていても、治療に影響を及ぼすこともあるので、指摘されたことがある病気は全て報告することが大切です。

特に、肝機能障害や肝疾患や前立腺肥大や前立腺がん、アレルギーやうつ病の有無などはしっかりと確認したい項目になります。
「花粉症くらい誰だって多かれ少なかれあるだろうし、言わなくていいだろう」と思いがちですが、花粉症やアトピー性皮膚炎なども申告してください。

今、服用中の薬がある場合はお薬手帳を見せるなどして、すべて担当医に知らせましょう。

うつ病や躁うつ病(双極性障害)なども、「皮膚科や内科じゃないから関係ないだろう」と思って、担当医に告げない人が多いのですが、精神科や神経科や心療内科やメンタルクリニックでもらった薬がある場合もきちんと申し出ることが重要です。
今はもう薬は飲んでいないという場合も、今までにかかった病気として担当医に告げましょう。

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