AGA治療の副作用は何がある?

AGA治療における代表的な副作用

AGA治療の方法にはいくつかありますが、代表的なものが薬を利用した方法です。
しかし、この方法には注意しておきたいことがいくつかあります。
注意事項としては、最初に処方する医師の言う事をきちんと守ることが重要です。

そして、副作用にも気を付ける必要があるでしょう。
AGAを改善するのに主に用いられているのは、医薬品を服用したり塗ったりして治すという方法です。
しかし、医薬品によっては副作用が多く出てきてしまうこともあるため気を付けなければなりません。

代表的な副作用による症状としては、まずはアレルギーによる症状を引き起こす可能性があります。
主に発疹や蕁麻疹・発赤のほか搔痒症などが代表的なアレルギーによる作用です。
多くの場合は一時的であり、しばらくすると治まってくる場合は多いですが続いたり重症化するなど異常がみられるときには使用を中止して医療機関で診てもらうようにしましょう。

性欲の減退やEDになってしまうリスクもあります。
これは、ホルモンバランスの変化によって男性ホルモンが抑制された結果として引き起こされる可能性が指摘されています。
薬の服用をやめると治まりますが、こちらは診てもらった方がよいです。

重大な症状として、肝機能障害を引き起こす可能性もあるため気を付けなければなりません。
ほとんどAGA治療をする際には副作用で肝機能障害を引き起こすリスク自体は少ないとは言われており、代表的な医薬品でデータをとった場合には全体の0.2%に過ぎないという結果が出ているのですが、服用後にALT(GPT)値の上昇が確認されています。

ALT(GPT)値は、アラニンアミノトランスフェラーゼの略です。
ALTは細胞内で作られる酵素の一種です。
そのほとんどが肝細胞に存在しており、アミノ酸やエネルギーが体内で代謝されるときに重要な働きをしています。
健康維持には欠かすことができない存在といえるでしょう。

しかし、肝細胞が障害を受けてしまうこのALTが血液中に流れだしてしまうことによってその結果、血液中のALT(GPT)の数値が上がってしまうことになります。
ALT(GPT)値は31IU/L以上となると肝機能障害と診断され治療を要します。
この場合は、医師に相談し服用を中止すべきか指示を受けることが求められるため注意します。

処方する以外に、個人輸入を利用して購入する人もいますが特に初めて利用する場合には自分勝手な判断ではなく医師による診断を受けておいてもらったほうが安心です。
AGAクリニックでは血液検査を行っているため、副作用が出ているかどうか検査してもらえます。
処方前に血液検査が必須となっているクリニックも中にはあって、患者が希望した際には任意で血液検査を受けることももちろん可能です。

成分によっては低血圧を引き起こす成分が配合されている場合もあります。
立ちくらみやめまいなどは主に血圧の低下によるものです。
低血圧の方が使用すると、必要以上に血圧が下がってしまい危険をもたらす可能性があります。
こちらは、高血圧に悩まされていて降圧剤を利用している人も同様の危険があるため注意しなければなりません。

血圧を下げるリスクを防ぐのも、やはり医師による処方が重要視されます。
もしも副作用のことや使用している薬などに不安がある場合、自分が飲んでいる発毛薬がある場合などは事前にカウンセリングを受けるなどをしておくことが大切です。

あとはAGAの治療によっては、特定の性別しか利用できないものもあります。
女性の場合は触るのも禁止になっている種類のものもあり、触ることでお腹の赤ちゃんなどに悪影響を及ぼすことがあるためAGA治療薬はしっかりと管理しておく必要があることを理解しましょう。

AGA治療の方法によって副作用は違う

AGA治療の方法によって、副作用は違ってきます。
AGA治療専門の医療機関や皮膚科などの医療クリニックで処方されているAGA治療薬には大きく分けると内服薬と外用液があります。
この2つはそれぞれ目的別に使用方法が分かれています。

最も有名な医薬品は、プロペシアとミノキシジルです。
どちらもAGA治療でよく使われている治療薬で、AGAを治療する人であれば誰でも名前を聞くことができます。
このうち、プロペシアはAGA治療に効果があるとされるフィナステリドを主成分とした内服薬の代表格です。
もう一つのミノキシジルは頭皮に直接塗布するタイプの外用液及び内服薬であり、ミノキシジル外用液・ミノキシジルタブレットなどの名称で処方されることが多い治療薬です。

フィナステリド・ミノキシジルはともに日本皮膚科学会が2010年に発行したAGA治療ガイドラインで最高推奨度の「A」に分類された成分となっており学会のお墨付きが得られている安全性と信頼性が高い医薬品です。

しかし、医薬品に分類されている以上副作用はともにあり、この2つの薬は副作用が違う部分がある点を覚えておくようにしましょう。

まずプロペシアのほうの副作用は、リビドー低下とEDを引き起こす可能性が指摘されています。

リビドー低下というのは、性欲が減退する症状のことです。
ナイトライフなどを楽しみたい人にとってはあまりよくない症状といえます。
主成分であるフィナステリドの効果によって男性ホルモンの活動が抑えられることで、性欲が減退するといわれています。
国内の臨床試験でのデータでは、リビドー低下の発症率は全体のうちの1.1%となっており決して高いわけではありませんがもしも異常が出てきた場合には医師に診てもらった方が良いです。

ただ、リビドーの低下は必ずしも薬によるものだけではなく思い込みよることも考えられます。
発症率はプロペシアを飲んだグループとブラセボと呼ばれる偽薬でとったアメリカの二重盲検試験のデータも存在しており、そのデータではプロペシアを1.8%・プラセボが1.3%という結果となりました。
ですので、つい飲むことで副作用が起きてしまうと思い込んでしまうことでも発症してしまうことになります。

EDの副作用については、国内の臨床試験では、EDの発症率は0.7%です。
こちらもアメリカで行われた二重盲検試験の結果では、発症率がプロペシアを飲んだグループが1.3%・プラセボが0.7%という結果となっており思い込みによる作用もやや大きいです。
そのため、副作用の発症率自体は低いものの0ではない点から確実に安全な医薬品ではないですが、それでもあまり飲むときに考えすぎないようにしておいたほうが良いといえるでしょう。

ミノキシジルの外用薬であるミノキシジル外用薬についての副作用は、ほとんどは皮膚に関する症状が起きる場合が多いです。
これは、外用薬はエタノールなどといった肌に刺激が強い成分が含まれているために症状が起きやすいといわれています。

副作用の発現率は全体のうち8%台という研究結果が出ており、ほとんどは皮膚のかゆみや発疹などが代表的なものです。
もし、副作用が起きた場合はひどくなるようであれば使用を中止して皮膚科に相談することが求められるでしょう。

同じミノキシジルを配合する医薬品でも、ミノキシジルタブレットについての副作用は濃度によって違ってくる面があります。
濃度が濃くなるほど、症状が強く出やすくなってきます。

この薬は主にAGAを専門家とするクリニックで処方してもらえますが、クリニックにより扱う濃度が異なるものの基本的に5mg以下で処方していることが多いです。
ただ、中には最大で10mgのものを処方することもあります。
基本的には、タブレットのほうが外用薬よりも効き目が強いと言われていますがそのかわり服用後の副作用は多岐にわたってきます。

主な服用後の症状は、初期脱毛・多毛症・顔や足のむくみ・低血圧・動悸・めまい・肝臓への悪影響などです。
初期脱毛というのは、発毛することを目的としているのですが逆に体毛が抜けてしまう症状を引き起こす可能性があります。

初期脱毛が起きる原因に関しては、成長が止まった古い髪が新たに生えてきた髪によって押し出されて抜け落ちてしまうことです。
この場合はときに1日300本から400本抜け落ちることもあります。
ただ、薬が効いている証拠でもありますのであまり気にしなくてもよいともされます。
発症から1ヶ月くらいで治まることが一般的ですので覚えておきましょう。

多毛症になるのは、発毛効果が全身に及んだ結果起きるものですがこれもだんだん治まりますので気にする必要はありません。
血管拡張効果により足や顔がむくんだり、低血圧になることがあります。
この場合はひどいときには医療機関で診てもらうようにしましょう。

肝臓への影響に関してですが、内服薬は肝臓で分解・代謝されるため飲みすぎると肝臓に負担がかかりやすくなってしまうというものです。
ミノキシジルタブレットだけではなく、プロペシアを飲むことでもまれにですが起きます。
決められた用量を飲むようにしておくことが求められるでしょう。

外用薬と内服薬は基本的に作用に対するアプローチが違うということから、併用は大丈夫といわれています。
ですので、ミノキシジル外用薬とプロペシアの併用は医療クリニックで推奨されている方法で相互作用が期待できるメリットがあります。
ただ、併用する事で副作用による症状を増やすリスクもないわけではありません。
そのため、医師によって指導されたことは必ず守るようにします。

AGA治療薬の使用は1日1回が原則です。
もしもプロペシアとミノキシジルの内服薬を併用している場合は1錠ずつの計2錠を飲むようにする決まりです。
前日飲み忘れたから2日分飲むという人も中にはいるのですが、このような飲み方をしても効果が上がらないどころかかえって逆効果になり健康を害する恐れがありますのでやらないようにします。

ミノキシジルと一緒にアルコールを併用することは、禁止されています。
仮にお酒を飲む予定がある場合はその4時間から5時間前かあるいは後に服用することが重要です。

このように、AGA治療の方法や種類により引き起こされる症状がそれぞれ違ってくる点を充分に注意して発毛に取り組みましょう。

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